2007/12/06

第七話「暗黒時代の幕開け」

離婚・別居子供の気持ち-「別れないで」言えなかった

  第七話「暗黒時代の幕開け」


私が悲しいと感じるのは自分のことだけ。そう自分と確認しあった小学生の私。
極力家族や、親のことを考えないように生きるよう努力をした。

「私は私のために生きる」

一日に何度も呪文のように自分に言い聞かせることもあった。

そして私は小学校を卒業した。

中学校はクソだった。

友人関係、教師、規則など、イヤなことがてんこ盛りで、
卒業してから1度も足を踏み入れていない。

私の中で暗黒の時代になっている中学校時代、その暗黒時代形成の一躍を担ったのが親の別居。

だけど当時の日記には親の話は一切書かなかった。
親と自分は切り離して考えることに決めていたので、書かないことに決めていた。

だけどやはり影響は出ていたと思う。

母親がでていく冬までの期間、私の吐き気もピークを迎えていた。吐き気の回数は多くなり、中学校でも何回も気持ち悪くなった。

言葉遣いも悪くなったし、
色んなことに対して以前よりも攻撃的になっていった。

次回からはそんな暗黒時代・・・じゃない中学校時代に突入します。



***つづく